園について
保育の環境
なごみナーサリーは、平成26年に早良区田村地区に開園いたしました。
近くに室見川が流れ、また、田んぼに囲まれている自然豊かな地であり、広々とした園庭と、木質系のインテリアにより子どもたちを温かく包みます。田園と川からの風を取り込んだ快適な空間となります。
園の特徴として、キリスト教に基づき、一人ひとりの思いや個性を大切にする保育を行っています。また、総合幼児教育研究会に加入し、「知・情・体」三位一体のバランスのとれた環境を整え、ひとりひとりを大切にしながら、おともだちと共に学び、共に生きる貴重な場となっています。
また、薄着保育で、子どもたちは元気いっぱい活動します。豊かな心を育てるために、音楽活動にも力を入れています。
総合幼児教育研究会の大切にする3つのエッセンス[動き・ことば・リズム]とは
なごみナーサリーでは、人間が人間として、よりよく生きていくために、総合幼児教育研究教育の、3つのエッセンス【動き・ことば・リズム】を大切にしています。
- 1. 動き〜ゆたかな環境を設定し、意志ある身体を育む
- 子どもたちの一日は、体育ローテーションで始まります。鉄棒・マット・跳び箱などを組み合わせた全身運動で、目覚めたばかりの体と脳の動きを、毎朝十分に活性化させてから教室に入ります。小さな身体にあふれるエネルギーを存分に燃焼させる多彩な活動が、全身を心地よく刺激して、幼児の総合的な発達を育みます。
ゆたかな環境を通して、意欲と集中力みなぎる身体を育て、子どもの主体性の気づきを引き出します。 - 2. ことば〜遊びの経験を通して、言語感覚を育てる
- 毎日の礼拝、日課活動(カードあそび・詩の暗唱等)は、子どもたちの大好きな活動の一つで先生の繰り出すカードに、大きな声で答え、楽しく取り組んでいます。
〈ことば〉こそ人間性の基礎。総幼研の子どもたちは、古今の名詞やことわざ、漢詩さえも楽しく暗唱し、いきいきと音読しています。先人から引き継がれた日本語が持つ、一級のリズムや響きを楽しみながら、五感すべてを使って吸収していきます。
「意味がわかる」ためでなく、「あそび」ながら幼児のゆたかな言語感覚を育てます。 - 3. リズム〜心地よい生活のリズムを身に刻む
- 総幼研の子どもは、音楽をはじめ絵画・文章といった多様な表現活動を積み重ねています。発声や合唱の経験は、狭義の音楽活動にとどめるものではなく、子ども同士の共同愛や他者とのコミュニケーションを培うもの。 すべての活動が心地よい生活のリズムを作り、幼児身体の深部に元気や躍動感を育みます。